大前研一氏が語る、「日本発、世界で通用するイノベーション」の作法

ワークスアプリケーションズ主催「COMPANY Forum2015」大前研一氏講演レポート

[公開日]

[講演者] 大前 研一 [取材・構成] 土井 大期 [編] 栗原 茂(Biz/Zine編集部)

[タグ] タレントマネジメント スマートデバイス クラウドコンピューティング 事業開発 企業戦略

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これから成功する企業の「DNA」と「人材」とは?

 20世紀から21世紀にかけて企業の「DNA」が変容してきていると知ることが重要だ。世界展開する企業の新しい「DNA」を研究し、身につけることは、日本がいち早く世界で活躍できる可能性を高めることに効果できであろう。
 今までの「日本企業の世界展開」は、日本で成功すればアメリカに事業所を作り、アメリカで成功すればヨーロッパにといったプロセスを経て実施されるが、今世界で活躍する企業には変化が起きている。短期間に世界中に事業所を作り、そこから得た資金のみで会社を回していくという新しい「DNA」を持つ企業が現れ始めている。このようなDNAを持つ会社はどのような組織、どのような経営システムなのかを研究することが、日本がいち早く世界で成功するためのヒントになるだろう。

なんでも「自前主義」でやろうとしないということが重要でしょう。世の中には多くの事例があり、それらをヒントにアイデアが思いついたら外部調達を含めてすぐ実行できる簡素化したシステムを作り、実際に実行に移すことが重要だ。

 結果が出るまでトライし続けることが大切だ。途中で止めればその人は成功者になることはない。最後のトライが決まればその人は成功者である、と大前氏は語る。20世紀から21世紀へシフトし、日本の教育と共に企業の考え方も見直す必要がある。その際に、ここで挙げられた「発想のパターン」、「エコシステム」、「成功する企業のDNA」、「人材」という4つの要素こそが、日本がイノベーションを起こすための大きな力となるだろう。

ワークスアプリケーションズ主催「COMPANY Forum2015」セミナーレポート

Biz/Zineでは、「COMPANY Forum」のセミナーレポートを3本公開する予定です。以下からご確認下さい。

■記事:
Google X創設者が語る、人工知能が変える「働き方」と「学び方」の未来

■今後の「Company Forum2015」セミナーレポート記事はこちらからご確認下さい

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