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山崎徳之の「テクノロジービジネスの幻想とリアル」

シード段階の資金調達には戦略的にバズワードを使え

【新連載 ゼロスタート山崎社長のコラム Vol.3】

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投資家にウケる事業モデル

さて1500万円では足りないからとか、増資のほうがカッコいいからとか、何らかの理由で増資による資金調達をしようとする場合、投資家に事業モデルを評価してもらう必要があります。 そうした場合、バズワードに流されたわけではない本当に自分がやりたいと思っている、そして実際にうまくいく可能性も十分にある事業モデルよりも、猫も杓子もバズワードみたいな事業モデルのほうが投資家に受けるという現実があります。 そもそも投資家というのは、自分で事業モデルを考えるのが仕事ではなく、他人の事業モデルを評価するのが仕事です。 ですから基本投資する先の事業モデルというのは「他人から聞いたもの」なのです。

ファンドの規模が大きい投資家とかVCになればなるほど、投資先のポートフォリオにバズワードというか流行りの事業を入れておきたくなります。 そしてバズワードが巨大な場合、たくさんの投資家やVCがそう考えますから、「そのバズワードに投資したいお金」について資金の需供バランスが崩れます。 普通資金というのは常に需要が供給を上回るものですが、こうした場合には供給が需要を上回るのです。

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山崎 徳之(ヤマザキ ノリユキ)

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