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事業開発のキー人材“ゼネラリストのスペシャリスト”とは何か、その育成に必要なことは?

立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科 委員長 亀川 雅人 氏

[公開日]

[語り手] 亀川 雅人 [取材・構成] 伊藤 真美 [編] 栗原 茂(Biz/Zine編集部)

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「ゼネラリストのスペシャリスト」になるために必要な“学びのスタンス”、それは進化し続けるキャリアとネットワーク

——1年目に体得した事業や経営を総合的に捉える力をもとに、2年目ではどのように自身のスペシャリティに活かすことを学ぶのでしょうか。

 2年目は修了研究として「ビジネスプラン」または「リサーチペーパー」のいずれかを選んで学修してもらいます。1年目に得た視点をもとに自身の専門分野を掘り下げ、そこを起点とした社会的課題の解決として修士論文をまとめます。

 「ビジネスシミュレーション」で取り組む経営の意思決定やビジネスプラン策定は、いわば“課題”が見えている状態から始まります。一方、2年目はシミュレーションを経て養われた「事業を多角的に見る目」を活用して、自社の課題や企業社会の問題を発見し、学術的な先行研究や統計資料、アンケート調査などを行い、論文を作成します。また「ビジネスプラン」は、これまで意識することのなかったニーズを発見し、これを具体的な需要に誘導するためのビジネスモデルを構築します。これは環境と自社の能力をしっかり分析し、評価した上で、採算の取れる事業計画にします。

 いずれも単なるビジネス技法ではなく、社会や生活に対する深い洞察に基づくものである必要があります。つまり、単なる思いつきではなく、社会に対する貢献と実現可能性を備えていなければ意味がありません。そのためのリサーチであり、プラン策定なのです。修了研究は、複数の教授による指導と学生同士の意見交換を経て完成しますが、課題解決に対する本人の情熱が一番重要です。

 なお、リサーチは3人の教授による論文審査と口頭試問に合格しなければならず、ビジネスプランは金融機関やベンチャーキャピタルなどから成る外部審査員に対してプレゼンテーションを行い、それがどのくらい社会にインパクトを与えられるのか、本当に実現できるのかといった観点から評価を受け、合否の判定を受けます。

 もちろん、修了研究の目的は、学生や教授と触れ合う中から体得したナレッジやスキル等を自身のこれからの仕事に活かすためのものです。

亀川雅人

——MBAの価値の1つに「修了生ネットワーク」があると思います。修了された皆さんはどのように感じていらっしゃるのでしょうか。また、その後も交流はあるのですか。

 わずか2年ではありますが、「大変濃密な時間を過ごすことができた」「自社に戻ってからの仕事の仕方が変わった」といった声をたくさんいただいています。また、ステップアップを求めて転職したり、起業したり、新たなステージに挑戦する方も多いです。一方で、「もっと学びたい」というリクエストもいただいており、それに応える形で「MBAスカラー」という修了生の学びの場や「ビジネスデザイン立教会」というOB・OG組織が継続的な学びの場を提供しています。また年に1回、修了生を対象に「ビジネスデザインForum」を実施し、カリキュラムで学んだことの復習をする機会を設けています。今年は9月10日に開催し、約130人が参加して大変賑わいました。そうしたネットワーキングも、立教大学大学院ビジネスデザイン研究科の強みと言えるでしょう。

 バーチャルな手法や座学での受講とはまったく異なる、どちらかというと泥臭い、リアルな体験を通じて学ぶことで得られるものは、多岐にわたります。現状の仕事の在り方に疑問を感じている方、社会に対して課題を感じている方には、新しい視点と示唆を与えることでしょう。また、それぞれ専門家としての知識や経験は、他の異なる人々との交流の中で影響を与え、相乗効果をもたらします。忙しい中で時間を捻出することはなかなか難しいかもしれませんが、これから続く長い仕事人生をより充実したものにするために、ぜひともこうした学びの場を利用していただくことで、あなた自身の新しい自分を再発見できるはずです。

 「ゼネラリストのスペシャリスト」の学びは、大学院の2年間で完成し固定するものはでありません。上記のような修了生ネットワークと、修了後、継続的に学ぶ場により、進化しつづけるものです。働きつづける以上、完成せず進化しつづけるキャリア像。それが立教大学大学院ビジネスデザイン研究科の提供する、「ゼネラリストのスペシャリスト」になるための学びのスタイルです。

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