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eiicon中村氏が語る、オープンイノベーションで陥りやすい「4つの罠」と「3つの実践ポイント」

Biz/Zine Day 2017 Spring 「オープンイノベーション」の現在と未来 レポートvol.2

 2017年3月22日に、Biz/Zineが主催するイベント「Biz/Zine Day 2017 Spring」が行われた。「オープンイノベーション」を軸に、ベンチャーを支援するVCやアクセラレーター、大企業のイントラプレナー、組織論研究者が登壇。オープンイノベーションの成功要因や、成功のための組織変革やエコシステム形成などが語られた。
 セッション「アジア最大のHR会社インテリジェンスが仕掛けるオープンイノベーションプラットフォーム『eiicon』が語るオープンイノベーション実践のポイント」では、株式会社インテリジェンス Innovation Lab. eiicon founderの中村亜由子氏が登壇。インテリジェンスが2017年2月に立ち上げたオープンイノベーションのための企業検索プラットフォーム「eiicon」の活用方法や、オープンイノベーションに取り組む際に企業が気をつけたいポイントの共有が行われた。

[公開日]

[講演者] 中村 亜由子 [取材・構成] 岡田 弘太郎 [写] 和久田 知博 [編] 栗原 茂(Biz/Zine編集部)

[タグ] 事業開発 オープンイノベーション アクセラレーター アクセラレータープログラム

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パーソルグループの社内新規事業制度「0to1」から生まれたオープンイノベーションプラットフォーム「eiicon」

 eiiconは、株式会社インテリジェンスが2017年2月に立ち上げたオープンイノベーションのための企業検索プラットフォームだ。全国各地の、さまざまな業界の企業や大学、地方自治体から共創パートナーを探すことができる。

 eiiconを利用する企業は、eiiconの企業PRページに自社の提供できるリソースや、提携を通じてやりたいことを記載。その記載内容が気になった企業から連絡が来たり、自社のニーズと合致するような企業を調べたりすることで、提携先を探せるプラットフォームだ。eiiconの運営チームは、EdTechやIoTといった様々なテーマのイベント開催や、マッチング支援を通じて、オープンイノベーションのきっかけづくりを行う。

 企業PRページの作成や企業検索は無料で使用でき、相性の良さそうな企業のレコメンドやコンタクト機能の一部は有料となっている。2月27日の立ち上げから3週間で、法人登録社数が1000社を突破し、急成長中のプラットフォームだ。

 eiiconを立ち上げたのは、株式会社インテリジェンスの中村亜由子氏。同氏は育児休暇中の2015年に、インテリジェンスが所属するパーソルグループの社内新規事業制度「0to1」に応募。「0to1」でeiiconのアイデアが単独通過を達成し、2016年4月に育休から復職して本格的にeiiconの立ち上げを行ってきた。

 eiiconの強みは、各業界の数万社の企業データベースや企業とのチャネルを持つインテリジェンスと連携することで、全国各地・あらゆる業種業界のオープンイノベーションを求めている企業を顧客とすることができる点。

 また、インテリジェンスの経営顧問紹介サービス「i-common」と連携することで、7000人の顧問人材のチャネルを保有、大企業の新規事業開発のキーマンを把握できていることも強みの一つだ。他にも、eiiconのマッチングレコメンドエンジンの開発には、インテリジェンスの蓄積データが活用されている。

eiicon

 このようにプロジェクト自体が社内起業や社内ベンチャーの色が強いeiiconだが、中村氏はなぜこのサービスを立ち上げようと思ったのか。その原体験になったエピソードを次のように語る。

2011年頃、インテリジェンスでDODAの担当に就き、主にIT企業の転職サポートを担当していました。当時、IT系のイベントやカンファレンスに参加する中、イベントで知り合ったIT企業の社長同士が、一ヶ月後には共同でゲームをリリースする現場を見てきました。自分の身近で起きている企業同士の共創を、他の領域でも起こせないかと考えたことが、eiiconのアイデアの原案になりました。

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