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マイクロソフト西脇氏とブイキューブ間下社長が語るパワフル出張術

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移動は早朝か深夜に、飛行機の最終便と空港を使い倒す

西脇さんの出張は早朝か深夜のフライトが多い

西脇:
私の場合、マイクロソフトの本社にいるのはかなり少ないのです。社内の人に会うよりも社外の人に会う方がいろんな意味でプラスになりますし、業務的にも「いなくてもいい」からです。なので、ほとんどの時間を社外で過ごし、その半分は東京以外にいます。
TwitterやFacebookでは「#移動は深夜か早朝に限る」というタグで発信しているのですが、出発は早朝か深夜が多いんです。先ほど申し上げたように出張は「私がいること」に意味があります。ですから、天候不順や交通機関の乱れで「私がいけないこと」は大問題です。前日入りはもちろん、できるだけ早く現地入りして、デイタイムは人と会う時間に確保したいんですよ。

間下:
まったく私も同じです。月に2往復を前提に計算して、48泊+北米など(香港は夜中便になりにくい)の出張もいれると、年間最低でも60泊以上になります。深夜便が就航しているので、夜の22時まで日本で飲んでいても翌朝にはシンガポールの自宅にいるというのはありがたいですね。眠っている間に運んでもらうというのが一番効率いいですから。

西脇:
深夜便なんて大変でしょう、って言われますけど、別に運転しているわけじゃないですしね(笑)。空港も居心地がいいですし、早めに着いても快適に仕事ができる。願わくば、もっと深夜便を増やしてほしいですね。沖縄や北九州には深夜便があるので、よく利用しています。交流会で9時くらいまで飲んで、その足で飛行場に行きます。深夜便というのは機材を運んだりするためか、まず欠航しないんですよ。

間下:
私も香港行きの深夜便は便利なのでよく使いますが、飛行時間が3時間くらいなので寝た気がしないんですよね。あれはちょっと体力的に厳しいです。でも、幸い当社の展開はほぼアジア圏なので、時差が少ないのが幸いです。だから「いつ日本にいらっしゃいますか」と聞かれるのは違和感がありますね。食事会ならともかく、打ち合わせならいつでも時差なしでできますし。

西脇:
うちは米国とのやりとりがあるので、さすがに時差がきついことがありますね。それでも既にどこにいようとも必要であれば捕まえるという文化になってきているので、オンライン会議やメッセンジャーなどで気軽に連絡が来るようになっています。チャットはオンラインかどうかがわかりますし「既読」もつきますから、長時間無視できないところが、時々つらくもありますが(笑)。

間下:
うちも似たようなものですよ。郡上八幡にマーケティングの本部長がいるのですが、ブイキューブのテレビ会議システムをつけっぱなしにしているので、同じ部屋にいるような気分で違和感なくやりとりしているようです。シンガポールでの場合は、国ごとに微妙に連絡してくる時間帯が違っているので、朝7時に始業して11時くらいから日本の仕事、午後に来客対応をして16:00くらいには帰るという感じです。

集まらずスピーディに仕事を進める方法

航空会社の専用ロビーは格好のワーキングスペース

西脇:
僕は無意味に「集まる」ということをなくしたいんですよね。会議があるからと漫然と集まっても、あまり建設的ではないだろうと。それぞれで仕事をしていながら、必要があれば連携できる環境が整いつつあるのだから「いるということが前提」というのは、既におかしいことだと思います。昔は朝礼でもタバコ部屋でも「あいつがいない」と不満が出ていましたけどね。

間下:
確かに交流なら意味があると思いますが、毎週集まる必要はないですよね。あと「同行」もね。日本企業多すぎますよ、ぞろぞろと何人も。それで話すのは1人だったりしますし。

西脇:
僕もほとんど1人で行動します。同行が多いと、出張も「ついでに」とあちらこちら回ることになって、その間、手持ち無沙汰ですし、同行中は仕事ができないわけですから、大きなロスですよ。

間下:
私の場合、関係者にはリモートで同席してもらいます。私自身が直接行ってお会いすることに意味がありますが、関係者は知識や情報の提供が仕事ですから、リモートで十分なんです。特に会計士やコンサルタントなどの「士業」の方は基本的には時間拘束ですから、長時間になるとコストもかかるし、リモートで同席してもらいます。そのうちAIになるかもしれませんが。

西脇:
それはあるでしょうね。教師や医師などもある部分は置き換えられるでしょう。ネガティブに考える人もいますが、少子高齢化で労働者不足は必至ですから、任せられるところは任せて、人の存在が意味を持つ部分に特化していけばいいのではないかと思います。

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