“間抜け”の本質とは「シークエンスの誤り」である
栗原:「行動そのものよりも、並ぶ順番(シークエンス)が大事だ」というメッセージは、本書を貫く非常に重要な指摘ですね。
山口:そうです。コンテキストが読めない状態、いわゆる「間(ま)が悪い」状態のことを日本語で「間抜け」と言いますよね。世の中で仕事に一生懸命取り組んでいるマネージャーたちを見てみると、やっているアクションそのものが間違っている人なんてほとんどいません。みんなそれなりに正しいことをやっている。なのに上手くいかないのは、順番が変だから、つまり「間が抜けている」からです。
