大企業の恩恵とジレンマ。看板の力と社風の壁
森久:大企業の中で新規事業を立ち上げる上で、各社の「いいところ」や、逆に「壁になったこと」など、リアルな社風について教えてください。
美濃(積水化学):積水化学は「真面目で賢い会社」という一方で、以前はコンサバティブで守りに入っている印象を持っていました。しかし、イノベーション推進グループに移ってからは、いろいろな方が「挑戦」という言葉を口にするようになり、会社全体が前向きに変わってきていると感じます。何より、当社は本当に良い人が多いです。私は入社以来ずっと積水化学におり転職経験がありませんが、だからこそこれまで関わってきた社内の人脈が大きな財産になっています。未知の課題にぶつかっても、すぐに親身に相談に乗ってくれる環境があるのは大企業の強みですね。
