コスト削減思考の罠。AIを使うほど、薄利多売が加速する
安成:いま日本では、コスト削減の文脈でのAI活用が主流になっているように感じています。菅原さんは「コスト削減思考は薄利多売を加速させてしまう」とおっしゃっていましたが、そこを深くうかがいたいです。
菅原:まず、薄利多売は「いっぱい作りたい」という発想です。より多くの人に届けたいから。たくさん作れば1個あたりの単価が下がるから。でも、いっぱい作るといっぱい売らなきゃいけない。テレビCMを打つ、人件費がかかる、倉庫も大きくなる。コストは比例どころか、利益率をどんどん圧迫していくんですよ。
