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【出張版】スタートアップの時代の終焉

スタートアップの時代の終わり(そしてプロジェクトの時代)

第1回

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イノベーションの担い手としてのスタートアップは生き残り続ける

 Y CombinatorのSam Altmanはこのように述べています

The only thing at this point that’s going to drive growth [in this country] is innovation, and the only thing that seems to be driving innovation…is gonna be startups…so I think there is this moral imperative to make startups happen.

現時点で、この国の成長を加速する唯一のものはイノベーションで、イノベーションを加速する唯一のものはスタートアップです。だからスタートアップをもっと増やすことは、道徳的に急務であると思います。

 私もこの意見に同意するところです。

 そうしたイノベーションを起こすためには狂ったアイデアを持つスタートアップが必要です。そして狂ったアイデアを持つスタートアップを育むためにも、スタートアップの前の段階であるプロジェクトを増やしていくことが必要であり、それが今まさに日本のスタートアップのエコシステムの中で重要なポイントではないかと考えています。

 かつて、シリコンバレーのスタートアップの多くがガレージや研究室から始まったと言われるように、今まさにガレージや研究室の一端から始まろうとしている、一見お金にならないような狂ったプロジェクトに改めて目を向けて、それを増やすことが、優れたスタートアップを生むことに繋がるのではないでしょうか。

 その流れを加速するためには、少しでも良いので小さなプロジェクトを始めてみる、あるいは小さなプロジェクトをボランティアでも良いので支援する、という行動がきっと必要になってくるのだと思います。

http://web-academia.org/it_business_execute/startup/782/http://web-academia.org/it_business_execute/startup/782/

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この記事の著者

馬田 隆明(ウマダ タカアキ)

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