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小さくても偉大な企業「スモール・ジャイアンツ」が台頭する時代

ダイナ・サーチ 石塚しのぶ氏 × ダイヤモンドメディア 武井浩三氏 対談第2回

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「コア・バリュー経営」をトップダウンで行う矛盾――組織へ浸透させる方法

石塚しのぶDyna-Search, Inc. 代表 石塚しのぶ氏
南カリフォルニア大学オペレーション・リサーチ学科修士課程修了。米国企業で経験を積んだのち、1982年に日米間のビジネス・コンサルティング会社、ダイナ・サーチ(Dyna-Search, Inc.)をカリフォルニア州ロサンゼルスに設立。米優良企業の研究を通し、日本企業の革新を支援してきた。近年は、生活者主体の時代に対応する経営革新手法として、「コア・バリュー経営」を提唱。社員も顧客もハッピーで、生産性の高い会社を目指す志の高い経営者を対象に、コンサルティング・執筆・講演を精力的に行っている。主な著書に、『ザッポスの奇跡 改訂版 ~アマゾンが屈した史上最強の新経営戦略~』(廣済堂出版)、『未来企業は共に夢を見る ―コア・バリュー経営―』(東京図書出版)、『アメリカで「小さいのに偉大だ! 」といわれる企業の、シンプルで強い戦略』(PHP研究所)などがある』などがある。

石塚:
 アメリカの「テイスティ・ケータリング」という会社は、今でこそ「最も働きたい会社」など様々な賞をとって注目されていますが、CEOのトム・ウォルターは、元々すごくワンマンな経営者だったんです。でも彼自身が「すごくラッキーだった」と言うのが、あるとき突然、信頼していた優秀な部下が2人やってきて「ワンマンなやり方を変えないなら辞めます」と言ってきたのだそうです。トムが「ちょっと待ってくれ、あなたちはどうしたいのか」と聞いたところ、その2人は『ビジョナリー・カンパニー』だとかをよく勉強していて「こういう風にやりたい」という考えを持っていた。それをトムは受け入れ、会社の変革を彼らに任せてサポートしました。その結果、今ではコア・バリュー経営のサンプルになるような会社になっています。

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