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インテルジャパン元社長が明かす「インテル入ってる?」はこうしてできた

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「インテル入ってる」には最初は反対!

インタビュアー:薮崎 敬祐(やぶさきたかひろ)
株式会社エスキュービズム代表取締役社長 2006年にエスキュービズムを創業し、IT、家電、自動車販売など様々な事業を展開。「あったらいいな」ではなく「なければならない」領域に、新しい仕組みを提案している。

薮崎 インテルではどのようなことをされていたのでしょうか。

西岡 1992年にインテルの副社長に就任したのですが、まだまだ日本の中ではインテルは有名じゃなかった。『インテルジャパンの西岡ですが』と電話口で言ったら、『インテリアジャパンの西岡さんですか?』なんてこともありました。インテル本社もブランディングに注力をしていたときでもあり、ドンドン外に出てパソコン市場の拡大に向けてのマーケティングに力を入れました。インテルという名前が有名になったでしょう。
 私のインテルへの移籍は『インテル入ってる』プロジェクトが始まった直後です。実は私は最初、このプロジェクトには反対だったのです。かつてシャープの事業部長として、ノートパソコンのデザインにはすごくこだわり、手触りや色合いなどデザインを一生懸命検討して、製品を世に送り出していました。その手塩にかけて開発したノートパソコンの、しかも一番目立つところに、目立つ青色の『intel inside』のシールをペタッと貼るということに違和感を感じたのです。
 ところがアメリカでは、学生が図書館で『intel inside』の貼ったパソコンを使うようになっているというデータを見て、考えが変わったのです。事業部長が嫌だろうがなんだろうが、エンドユーザーがよかったらそれは正しいことなのだと。

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