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デザインシンカーの時代に考える、デザイナーの価値

トップクリエイティブにみられる「一流の好奇心」──デザインは“職能”でなく“生き方”

第3回

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トップクリエイティブこそ実践している、「異世代との共感」

 “情報激流時代”に、自分がもつ情報だけで答えを導き出そうというのは、まあまあな傲慢である。多様な価値観や情報を持ったメンバーが切磋琢磨することでしか、これだけ複雑化した市場にこたえられない。ここで必要なのは「若者頼みのスーパーチーム」を作ることではない。若手、ベテラン、日本人外国人、女性男性など、多様を許容するチームとそれが機能するシステムを作ることだ。

 しかし一般的には、歳を重ねるほどに他者への好奇心は薄れ、表面的な社会性でしか付き合わなくなり、更に世代を超えると、自分の知らない(想像もつかない)情報量は増大になる。ジェネレーションXの終わりにあたる私にとって、ミレニアルや、Zや、α(Zの次の世代)は、私とは全く違う価値観をもっている。消費パターンも、仕事やオフィスの捉え方も、コミュニティの定義も全てが違う。「最近の若いものは…」みたいなマインドをもつクリエイティブはさすがにいないと思うが、では、自分と違う世代のことをどのくらい知っているだろうか。プロジェクトの意義やアイデアに関して、どれほど彼らと「共感」できているだろうか。

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池田 武央(イケダ タケヒロ)

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