遠山さんの経営における美意識は、送り手と生活者の間にある「啐啄（そったく）の機」
山口：現代アートは、文脈が全てというところがありますよね。マルセル・デュシャンの便器も、ダミアン・ハーストのホルマリン漬けも、美術館に置いてあるから存在感があるのであって、場所が違えば別になんとも思わない。
おでんをクラブの前で売る、しかもそれを商社マンがやっている、という意外な文脈を組み合わせるのも、アートにつながっているんですかね。
会員登録無料すると、続きをお読みいただけます
この記事は参考になりましたか？
- 経営における「美意識」とは何か連載記事一覧
この記事は参考になりましたか？
この記事をシェア