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組織変革のための方法論「Positive Deviance」

組織変革を促す方法論「Positive Deviance」を「ジョブ発見」と「リサーチ」で活用するには

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“今そこにある危機”を、“未だ発見されていない既にそこにある正解”で解決するポジティブデビアンス

 PDの哲学と手法、そして、イノベーションやマーケティングでの活用可能性に関して述べてきた。手段である以上、状況依存で適・不適はあるが、PDの魅力は目的思考に根ざした実践的な手法であることである。

 PDプロジェクトを行う際、PDな人を特定して、PD行動を発見すると、なぜその行動が問題を解決できるのか、という方向に興味がいってしまう。もちろん因果関係を解き明かすことでより抜本的な解決策を作れるかもしれない。前回の記事で事例として掲載したベトナムの農村での支援活動では、スイートポテトの葉や小さなエビやカニを子どもに食べさせるために苦労しなくても、同様な栄養素を簡単に取れるサプリを配布すれば、より広い範囲に解決策を届けることができたかもしれない。でも、それには数年かかるだろう。スターニン夫妻はコミュニティのメンバーと一緒に、6ヶ月で、子どもの低栄養の問題に解決策を発見した。PDは今そこにある危機を解決する。

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山田 竜也(ヤマダ タツヤ)

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