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“速いものが遅いものを負かす時代”に、経営戦略をデータ駆動型へと移行すべき理由とは

InterSystems Summit Japan2018 セミナーレポート

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データ駆動型経営における情報システム──オープンなプラットフォームの活用、既存のアプリケーションとの相互運用

InterSystems Summit Japan2018

 既に導入済みのアプリケーションや、他社が使用しているシステムとの相互運用性を考えていくことも、デジタルトランスフォーメーションを図る上で重要だ。

 豊田通商株式会社が出資する大手商社Cie.Française de l’Afrique Occidentale S.A.(セーファーオー、以下CFAO)は、1800年代後半から事業を展開し、2010年末時点で34ヶ国にネットワークを持っている。様々な国の通貨を使い、様々なシステムを利用しており、そのバックエンドシステムをパートナーと接続しなければならない。そのため、新しいビジネスパートナーとのシステム統合に、かつては60日かかっていた。しかし、インターシステムズのデータプラットフォームを導入してシームレスなビジネスプロセスを実現した結果、導入に2日かかるのみとなり、大幅な時間の短縮につながっている。

 60日間かけてビジネスパートナーを組み込んだ後に、その企業がパートナーとしてふさわしくないとわかった場合には大きな損失となるが、2日に短縮できるようになった結果、リスクも低減できることとなった。現在、同業他社が事業規模を縮小する傾向にあるにもかかわらずCFAOは規模を拡大しており、新たにアフリカ圏で次世代ショッピングセンターを作るなどして成長を続けている。加えてCFAOはEコマースのチャネルの充実も図っている。非構造化データ分析の技術を応用し、データをリアルタイムで処理することで、顧客の問い合わせ対応を自動化することができ、顧客満足度も上がっているという。

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“速いものが遅いものを負かす時代”へいかに対応するのか?

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この記事の著者

栗原 茂(Biz/Zine編集部)(クリハラ シゲル)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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