SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

Biz/Zineブックレビュー

『ジョナサン・アイブ』に学ぶデザインとイノベーション

書評:『ジョナサン・アイブ』/他2冊

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

コンセプトの作り込みは「ストーリーと感情」

デザインのはじめの段階、目標を定めようとする段階では、製品のストーリーについて語り合う。つまり、製品をどう見るかについて話し合うんだ。その製品に何を感じるか、物ではなく感情について話し合う。
『ジョナサン・アイブ』より。

 コンセプトの作り込みでは「ストーリー」、そして「感情」について徹底的に話し合われる。決して機能やコストではない。このストーリーのくだりを読んだ際、潰れそうなあられ工場をリ・デザインして立て直した、株式会社つ・い・つ・いの遠藤社長の言葉を思い出す。

デザインし直したというよりは、ストーリーをつくりました。

 「ついつい食べちゃうあられ」を届けるための素材や味付け、作り方からネーミング、包装、店舗設計までを行った。そして、お客さんが商品を友人に勧める際、商品についてではなく「高級でオシャレなあられを六本木ヒルズで買った」というストーリーを紹介していると聞いてストーリーの大切さを再認識したという。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
Biz/Zineブックレビュー連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

津田 真吾(ツダ シンゴ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング