SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

Biz/Zineニュース

ネクストミーツ、代替肉と代替卵に続き代替シーフードも商品化 「NEXTツナ」を世界に向けて発売予定

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

 ネクストミーツは、ツナを植物性タンパク質で再現した代替食品「NEXTツナ」の商品化に成功した。発売予定を2021年10月としている。

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

 「地球を終わらせない。」を理念として掲げ、子どもたちの明るい未来のために代替肉で気候変動問題の解決に取り組むネクストミーツ。これまで世界初の焼肉用代替肉「NEXT焼肉」シリーズや鶏肉タイプの代替肉「NEXTチキン」などをリリースし、最近では代替卵「NEXT EGG 1.0」の商品化にも成功している。

 今回、ネクストミーツとして初となる魚(ツナ)を代替した商品「NEXTツナ」(植物性100%)の商品開発に成功。発売予定を2021年10月としている。

海の環境も守る。代替肉、代替卵に続き代替シーフードにも着手

 日本における漁業総生産量は1984年の1282万トンをピークに減少していき、2019年の時点で約420万トンとなっている。そのうち、約22%を養殖業に頼っているのが現状だという。

 養殖業は環境面で悪影響を与えることがあり、養殖場を作るために干潟やマングローブなど沿岸の自然が破壊されること、養殖場から出される排水や廃棄物が、富栄養化(海水や川の水にふくまれる栄養分が自然の状態より増えすぎること)や有害物質による環境汚染を引き起こし、土地や河川、海の環境を変えてしまうことがあるという。また養殖魚の場合、餌となるのは天然魚であることが多く、ツナ缶の原料でもあるマグロは1kgにつき15kgもの餌魚を必要とする。

 養殖が拡大すればするほどイワシなどの天然魚が多く必要となり、乱獲につながるおそれもあるという。そこから海洋生態系の破壊や、使用された漁具が捨てられることで環境破壊も引き起こされうるとしている。また地球温暖化による海水温の上昇などにより、魚の小型化や漁獲量の減少も起こることが考えられる。

 「漁業においても持続可能性(サステナビリティ)は最も優先しなければいけない項目の一つだという認識のもと、ネクストミーツは代替シーフードを広めていくことで、海の環境を守りつつ将来起こりうる食料(水産物)危機も防いでいきたい」と、商品開発への想いを述べている。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
関連リンク
この記事の著者

BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング