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コマツ、統合報告書「コマツレポート2021」を発行 2050年のカーボンニュートラル実現へ向けて宣言

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 コマツは、統合報告書「コマツレポ―ト2021」を発行し、2050年までにCO2排出を実質ゼロとするカーボンニュートラルに向けた取り組みに関する長期ビジョンを新たに発表した。

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 コマツは中期経営計画において、2030年目標として2010年比でCO2排出量の50%削減と、再生可能エネルギーの比率を50%とすることを掲げている。その延長である2050年カーボンニュートラルに向け、CO2削減の取り組み対象を、自社の拠点(Scope1+2)、自社の製品使用時(Scope3カテゴリ11)にとどまらず、顧客の現場全体にも拡大する。スマートコンストラクションの進化などによる施工の最適化や、植林・育林・伐採の循環型林業を支える林業機械事業およびコンポーネントを再生、再利用するリマン事業といった循環型ビジネスを更に強化していくことで、社会のCO2削減にも貢献し、ダントツバリュー(顧客価値創造を通じたESG課題の解決と収益向上の好循環)の実現を図っていくとしている。

 特に、コマツのサプライチェーン全体のCO2排出量のうちの約9割を占める製品使用時に対しては、燃費低減や製品効率改善に加えて、既に有しているハイブリットやディーゼルエレクトリックなどの技術の更なる強化と、燃料電池(FC)や水素エンジンなど新たな技術の採用により、環境負荷を低減する製品開発に向けたロードマップを示している。また、生産拠点に対しては、生産技術改革によりエネルギー消費を削減する省エネ、自社で再生可能エネルギーを創る創エネ、そして再生可能エネルギーの購入の優先順位で取り組みを進めるという。

 統合報告書ではこの他、コマツ100年のアイデンティティーとして、ブランドプロミスである「Creating value together」やコマツの100年の歩みと強さの紹介、次の100年へ向けた経営課題と経営戦略等を語る社長メッセージおよびCFOメッセージ、ESG課題の解決への貢献度を評価するための指標(KPI)に対する2020年度実績などを掲載している。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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