SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

商社から見る物流の将来像

宅配事業者、荷主企業、官民連携で進むラストワンマイル配送の変革

第5回 最先端アルゴリズムで配車を自動化する

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

荷主企業(ウォルマート)、官民連携の取り組み事例

荷主企業の取組み(ウォルマートの事例)

 ラストワンマイルの分野は、宅配事業者のみならず、EC事業者等の荷主企業にも注目されています。多くの荷主企業では、顧客のニーズの多様化を反映させるべく、オンラインショップを開設しています。その中で、物流領域、とりわけラストワンマイル分野への知見を得た小売企業による物流領域への参入も話題になっています。ここでは、世界最大規模のスーパーマーケットチェーンである米国ウォルマートの取り組みを紹介します。

 ウォルマートは、中小の小売企業に対して配送プラットフォーム「GoLocal(ゴーローカル)」の提供を、2021年末を目途に開始すると発表しています。ウォルマートは、コロナ禍を追い風にネットスーパー事業を拡充させ、ネットスーパーのシステムおよびラストワンマイルの足回りの構築を進めてきました。今回は、ネットスーパー事業のシステムや足回りをセットで他の小売企業に外販する格好です。特徴としては、ホワイトレーベル型でサービスを提供することです。つまり、顧客ブランドでのサービスの提供になるため、ウォルマートブランドの車両による配達は行わない予定です。ウォルマートの従業員のほか、ギグワーカーや他の配送会社も配送を担います。自動運転やドローン配送の技術の活用も検討していくとのことです。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
商社から見る物流の将来像連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

三菱商事 物流開発部(ミツビシショウジ ブツリュウカイハツブ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング