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横浜市と東急、共同で進めるまちづくりの包括協定を更新 2022年度の主な取り組みを発表

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 横浜市と東急は、2012年4月に締結し、2017年4月に更新した「『次世代郊外まちづくり』の推進に関する協定」(2022~2027年)を2022年4月1日付で更新した。

 「次世代郊外まちづくり」は、横浜市北部地域の田園都市線沿線の郊外住宅地において、既存のまちが抱える様々な課題を産学公民連携によって解決していく、住民参加型・課題解決型のプロジェクト。

 協定締結から10年間、モデル地区である「たまプラーザ駅北側地区(横浜市青葉区美しが丘一、二、三丁目)」を中心に、「田園都市で暮らす、働く」の実現に向けて、地域活動の支援や交流・就労機能等の整備、起業支援、「プロボノ」による地域課題の解決などを推進。2021年7月には、青葉台駅周辺に交流と就労の機能が併設・連携した施設を整備するなど、モデル地区以外の地域にも取組を展開している。

協定更新の概要

「暮らす、働く住宅地」から、「暮らす、働く、楽しむ住宅地」へ

 まちづくりの活動が持続、展開していくためには、産学公民それぞれが「新しいつながりやサービスが生まれることの楽しさ」を実感して参画することが重要であるため、今後はこれまでの取り組みに「楽しむ」要素を融合させた自由で豊かなライフスタイルの提案をしていく。

モデル地区から沿線展開へ

 交流や地域活動の支援などモデル地区で得た成果を踏まえ、地域独自の人のつながりや自然、公的空間などの資産を生かした取り組みを田園都市線沿線全体(横浜市北部地域)に広げていく。

4つの地域循環の創出

  1. 脱炭素社会の推進に向けた「環境の循環」
  2. まちづくりの担い手を生み出す「世代を超えた交流の循環」
  3. 住民のスキルを地域に生かす「人材スキルの循環」
  4. 「地域経済の循環」

をかけ合わせた仕組みづくりを目指す。

2022年度の主な取り組み

サステナブルな次世代ライフスタイルプロジェクト

 脱炭素社会の推進に向け、地域の資産や地域交流拠点(WISE Living Lab)を活用しながら、新しい暮らし方、移動のあり方を考え、学び、提案する場を住民、学校、企業等と連携して創出する。

地域による地域課題解決の仕組みづくり

 これまでに実施してきた「プロボノ」をはじめ、住民や企業のスキル、ノウハウを生かした地域課題解決の取り組みを実施。また、地域の課題解決の担い手や活動が持続していくための仕組みづくりを検討する。

次世代郊外まちづくり「トークフェスタ」などの開催

 田園都市線沿線の住民、学校、企業、行政が共に新しい暮らし方・働き方・楽しみ方を考え、体験するトークセッションやワークショップを中心としたイベント「トークフェスタ」を実施する。そのほか、沿線にある拠点や資産を生かした「働く」、「楽しむ」イベントの開催を予定している。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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