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TBWAのBackslash、「2022年のエッジ(Edges, 2022)」レポートを公開

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 TBWAワールドワイドのカルチャー・インテリジェンスチームBackslash(バックスラッシュ)は、「2022年のエッジ(Edges, 2022)」レポートを公開した。

 「エッジ(Edge)」とは、単なる流行に留まらず、世の中に台頭しつつあり将来の文化に大きなインパクトを与えると予測されるトレンドを意味する。企業やブランドが各市場のシェアを伸ばすための原動力となるカルチャーシフト、それが「エッジ」だという。

 Backslashチームは、「人の価値観として根付いていること」「具体的な消費行動に影響を及ぼしていること」「ビジネスに対して明確な示唆を持つこと」などの基準を満たしているものを「エッジ」として選定。さらに、「エッジ」として発表するにあたっては、そのカルチャーシフトが1年以上持続していること、近い将来もそれが世界にとって重要であること、そして、グローバルに通用し、世界の大多数の地域で顕在化しているものであることが欠かせない要素だと述べている。

 今回のレポートに含まれる36の「エッジ」は、カテゴリや国を跨いで新しい道を切り開くための要素を包括しているという。2022年、特に注目すべきエッジを次の3つだと、定義している。

  1. 流動する現実(Liquid Reality):現実世界とメタバースの境の区別がつけにくくなっていく。この流動的で一見無限にも感じられるメタバースの世界とどう向き合えば良いのか、地から足が離れないようにはどうすれば良いのか、見せてくれることだろう。
  2. 性の解放(Sexual Liberation):性の物象化とエンパワーメントは、長い間、我々のセクシュアリティとの向き合い方を複雑にしてきた。しかし、過去の苦しみから解放されたセクシー文化が、現在、従来のタブーを破壊している。「快楽」をポジティブに捉える新時代が登場している。
  3. 「富」ハック(Wealth Hacking):遊んで利益を得られるゲーミングからミーム株(meme stocks)まで、富を得る約束、期待と落胆を繰り返してきた社会が、独自の方法で富を築き始めている。経済機関への信用が薄れ、簡素化が求められる中、ますます多くの人が型破りなものに手を出していくだろう。

 その他にも、メンタルヘルスや不平等性、死、データ所有権、労働、サバイバリズムなどに対する姿勢や行動の変化を始めとする、必見のエッジを数多く特集している。

 「2022年のエッジ」レポートは、「進歩」の文化的定義について深掘りながら、2022年現在の「進歩とは?」について問いかけ、解読している。調査結果を三章に分けて掲載しており、地球と我々、双方にとってより望ましい「進歩」について記載している。

  1. 学びを実行へ(Hindsight in Action):未来に向けて、多方面から過去を振り返る方法をカバーしていく。
  2. マトリックスをハック(Hacking the Matrix):自身に合わないルールや組織から己を解放する方法を模索していく。
  3. 隠れた未来(Hidden Futures):我々を未知の世界に誘うカルチャーシフトについて探求していく。中には過去から情報を得るには新しすぎる課題も多く含まれる。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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