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3つの思考法で高める「創造力養成講座」

再現性のある創造的な課題解決手法とは──3つの思考法で高める「創造力養成講座」統合思考・前編

第1回

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第1回:創造力養成ドリル(問題と思考のヒント編)

創造力養成ドリル

 最後に、簡単なケース問題を出題したい。ここまでの議論を踏まえて、ぜひ考えてみてほしい。

問題

 あなたは今、経費精算システムを開発販売する会社の新規事業担当者である。この度、既存の経費精算システムを利用しているユーザーに新しいサービスを提供したいと考えている。経費精算システムを利用しているユーザーのニーズを起点とした上で、新しいサービスを考案せよ。

思考のヒント

 まずは、経費精算システムを実際に自分が使っている状況やユーザーが使っている状況を具体的に想像し、「Who(どんな人が)」「Where(どんなところで)」「When(どんなことをしているとき)」の3つのWの組み合わせを書き出してみよう。そして、その際の「Why(ニーズ)」を考えてみよう。

 次に、この3つのWのうち、まずは1つを選んで、抽象度を上げてみよう。そうすると「Why(ニーズ)」の抽象度も上がらないだろうか。

 3つのWのうち、1つのWの抽象度を徐々に上げていくことや、3つのWそれぞれの抽象度を少しずつ上げていくことで、「Why(ニーズ)」の最適な抽象度を考えられないだろうか。

 次のページでは解説を行うので、まずが自身で何度か考えてみてほしい。

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この記事の著者

永井 翔吾(ナガイ ショウゴ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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