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事業開発の意思決定を突破するアプローチ

3段階のステップで進める新規事業構想──事業の現在位置を知り、次の打ち手に迷わないためのアプローチ

第2回

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テクノロジー起点

よくあるパターン

 主要メンバーは技術開発系の部門で、事業部から分離しているため顧客や事業の数字などからは遠い場所にあり、事業開発には苦手意識があります。活用したい技術があり、その技術をどう使うか、生産コストの下げ方なども検討できていますが、現状の機能では市場が限定的で、せっかくの技術が宝の持ち腐れになってしまうと感じています。

[画像クリックで拡大表示]

 ここで壁となっているのは、技術(仕組み〈起点〉)から顧客・課題(b)へのステップです。しかし、技術から一息で考えるのではなく、技術を機能に分解し、機能ごとにどんな価値を持っているか(どんな課題を解決できるか)をリストアップします(起点 ⇒ a)。そして、その価値を最も重要だと感じる顧客は誰かを考えていきます(a ⇒ b)。この「機能を価値に抽象化する」というステップにより、当初には思ってもみなかった顧客や課題にたどり着けるでしょう。

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この記事の著者

酒井 林太郎(サカイ リンタロウ)

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