KDDI、KDDI総合研究所、情報通信研究機構（NICT）は、ブレインテックを活用し、個人の特性や場面に応じた精神状態の向上術を提案するAIの構築を目指す共同研究を7月19日より開始した。

　2022年度は、脳波における視聴覚刺激と、精神状態や個人の特性との関係性解明を目的に研究。この結果を活用し、2026年頃には能力最大化のため、個人の特性や目的に応じた刺激を生成するAIの構築に向けて取り組むという。脳波をもとに視聴覚刺激をコントロールすることで、仕事、人間関係、運動、勉学などで受けるストレスの軽減を図り、達成感・自己肯定感を高め、長期的な幸福度（Well-being）の向上を目指すとしている。

　同研究における各社の役割は以下のとおり。

• KDDI：実験の企画・運営、実験結果の評価
• KDDI総合研究所：各種刺激の作成、心理・行動解析、実験結果の評価
• NICT：脳波・脳活動データの計測と解析、実験結果の評価