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オムロン、製造現場のDX加速とモノづくりの脱炭素化へ現場データ活用基盤「i-DMP」を開発

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 オムロンは、現場データ活用基盤「i-BELT Data Management Platform」(以下、i-DMP)を開発。8月18日より、現場データ活用サービスi-BELTに組み込み、サービス提供を開始した。i-DMPを活用することで、エネルギーデータと生産性のデータを統合し、エネルギー生産性の指標をベースに工場の脱炭素化の取り組みを加速させることも可能となる。

i-DMPの特長

1.“既存の現場システム”を最大限活用したデータ利活用を実現

 i-DMPは多様なネットワークやリージョナルデータベース(RDB)、FA機器と簡単に接続することができ、既存システムや各社PLC情報など、現場に点在するデータを必要に応じてエッジ領域でリアルタイムに収集・蓄積し、一元管理できる。クラウドなどを使用しない、スモールスタートで製造現場でのデータ活用が可能となる。また、i-DMPの拡張性の高さを活用し、設定したゴールや進化シナリオに応じて段階的に機能を拡張し現場へ展開することができるという。

2.i-DMP+マネジメントソフトウエアで、製造現場をリアルタイムに可視化し、潜在する課題も顕在化

 オムロンが製造現場で培ったナレッジを組み込んだ50種類以上の豊富なマネジメントソフトや部品を活用することで、エッジ領域で収集したデータを現場課題に合わせて、現場の状態の変化を簡単に可視化できる。それにより、顧客の目的に最適化したデータ活用の仕組みをスピーディに実現し、潜在する課題までも顕在化、アクションへつなげることができる。たとえば人作業が多い現場では、作業者の動線、動作や作業内容の分析など原因対策の具体化に向けてデータ分析による要因特定を行い、全体最適を見据えた改善サイクルの仕組み化に貢献する。

3.一元管理した現場データの活用により、継続的な製造現場の改善・進化に貢献

 エッジ領域で多様なデータを収集・蓄積し、一元管理を可能にすることで、データ分析を通して製造現場で自動化すべき領域を特定、さらに制御へのフィードバックも可能となる。多様化・複雑化する課題に対しても、モノづくり革新コンセプト「i-Automation!」により創出・蓄積してきた250を超えるアプリケーションの現場実装や、AIの活用などにより、現場のDXを進め、現場革新を支援する。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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