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DXの次のパラダイムシフト「QX」

日本製鉄が量子コンピューティングで目指す「製造プロセスの最適化」

第6回 ゲスト:日本製鉄 平野弘二氏

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量子コンピューティングに先駆的に取り組む理由

高橋:量子コンピュータによる最適化ソリューションが製品化されてからパッケージを購入して使おうと考えている企業も多いと思います。日本製鉄さんとして量子コンピューティングに先駆的に取り組まれているのはなぜでしょうか。

平野:他の産業と比べると個社として扱う計算量が膨大だというところに課題感を抱いているからです。これまでは、時には熟練社員の勘のような人力も駆使しながら、必死に現場を回しており、一層の効率化が強く求められています。また、多少冗談めいた話になりますが、量子力学が製鉄から生まれた学問だという点もあるかもしれません。量子力学は、鉄の溶鉱炉から出てくる光のスペクトルがそれまでの物理学では説明できないことを発端にスタートした学問です。このような背景があるので、“量子”に対して抵抗の少ない業界かもしれません。

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この記事の著者

友清 哲(トモキヨ サトシ)

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