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メルカリら3者、高齢者のフリマアプリ利用による他者とのつながりと健康に関する共同研究を開始

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 メルカリ、京都大学大学院 医学研究科 社会疫学分野、都市再生機構(以下、UR都市機構)は、「高齢者の心身の健康とフリマアプリの利用」に関する共同研究を開始すると発表した。

 2021年3月にメルカリ総合研究所が実施した「COVID-19拡大に伴う60代以上の意識・行動変化とフリマアプリ利用に関する調査」では、60代以上のフリマアプリ利用者の約3割が「売買相手に対して親近感を感じる」と回答。フリマアプリの活用を通じて多様なつながりが生まれていることを示唆しているという。

 また、UR都市機構は、⺠間事業者との連携を通じてUR賃貸住宅の活性化やコミュニティ形成を模索。その一環として、メルカリとUR都市機構は2021度から、千葉県八千代市のUR賃貸住宅において、フリマアプリの活用を契機としたフェイス・トゥ・フェイスのリアルなコミュニティ形成を実証してきた。

 上記の背景を踏まえ、フリマアプリ利用で得られる他者や社会とのつながりが、健康および健康的生活に向けた行動変容に与える影響を調査するとともに、その中で「リアルなコミュニティ」が果たす役割を検証するため、京都大学大学院 近藤尚己教授の協力を仰ぎ、3者共同研究の実施に至ったという。

 共同研究では、2022年度中に、UR賃貸住宅に住む顧客などを対象として実施するメルカリ教室の参加者などに向けて、健康や生活についての事前アンケート調査を実施。メルカリ教室の実施中や実施後にも同様の調査を行うことで、同教室への参加やフリマアプリを利用することが利用者の生活状況や健康状態にどのような影響をもたらすかについて、統計的に検討するとしている。

 なお、3者は、2023年度以降、メルカリ教室の実施方法を工夫し、メルカリ教室の内容による効果の違いなどを検証することも目指すという。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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