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事業創造に挑む成熟企業の両利き実践論

「両利きの経営」の実現を阻む経営者の“葛藤”とは──自社の“らしさ”というゴーストを乗り越える

第1回

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自社の“らしさ”というゴーストに縛られる

経営者と相対するときに大切にしたいこと

 そんな経営者と相対するとき、大切にしたいことが2つあります。1つは「経営者の経験と人格にリスペクトを持って接すること」です。リスペクトの語源である「Re・Spect(もう一度見る)」の通り、過去の経験や人格に裏打ちされる生の気持ちや想いを問うことが大切です。経験上、「分からず屋の頑固者」のレッテルを貼られてきた経営者の真の動機やビジョンが浮かび上がってくると、その頑なさの根っこを理解することができます。

 もう1つは「経営チームの関係性を“聖域”にしない」ということ。未来に向けてリスクを取る判断には勇気が必要ですが、その意思決定を促進するには、経営チームの関係性に目を向ける必要があります。牽制状態ではなく、互いに背中を預け合い、経営チームでの役割と責任をシェアできる関係性を構築することで、そこに心理的安全感が生まれ、事業推進の後押しとなるのです。

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この記事の著者

菊池 龍之(キクチ タツユキ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

横山 佳菜⼦(ヨコヤマ カナコ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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