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デザインによる都市OSの変換

場や生態系、コミュニティを“広義にデザイン”する、多摩川流域の未来を作る「TAMA X」とは

東京急行電鉄株式会社 小林乙哉氏×株式会社ビオトープ佐宗邦威氏対談:前編

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“街づくりの会社”である東急電鉄が「TAMA X(タマ クロス)」に取り組む理由

小林:そうですね。私はこの1年、多摩川流域を一つのエリアとしてとらえて街づくりをしていこうという、暮らしと経済の実験区「TAMA X(タマ クロス)」プロジェクトの主な担当をしていますが、これまでも都市づくりの分野では住民参加は重要だと言われ続けてきましたが、テクノロジーが発達した今だからこそ、可能になってきたと感じています。

佐宗:「TAMA X」は、多摩川流域という川で自治体が分けられていた空白のスペースを、流域周辺を一帯の地域と捉え、自然豊かな川のスペースを、豊かな自然環境に技術のインフラがうまく組み合わさった循環型のライフスタイルを実験していくリビングラボとして活用しようという取り組みです。

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