スケール・ディーパー「4つの特徴」
スケール・ディーパーには、以下の4つの特徴があります。
- 反脆弱性
- 「見立て」と「仕立て」の力
- 4つのP
- 愛おしむ力
1つ目の反脆弱性は、『ブラックスワン』の著者であるタレブが提唱する考え方です。脆弱の反対は「堅牢」や「強固」ですが、耐久力のあるものは衝撃があっても現在の状況をキープするだけに留まります。一方で、反脆弱性は衝撃や問題を「利益」に換えることができる、言い換えると課題を資源にかえることが出来るということです。これまでもこれからも、イノベーションを生み出すのは積極的にリスクをとる姿勢であり、不確実性が高まる時代においてその姿勢はより重要になってくるという考えです。