“学び”と“気づき”で仕事を楽しむ
柿崎:DXに成功している企業のトップの多くは、「専門ではないことも知りたい」という姿勢を持っているように感じています。小巻さんも著書でご自身を「学び中毒」と書かれていました。社員に任せるだけではなく自分も学びたいという気持ちがあることが、事業の成功にも人材育成の成功にもつながっているのではないでしょうか。
小巻:たしかに「そういうのは苦手だからみんなやっておいて」とはならないですね。たとえばシステムの実務に関しては本当に苦手意識があり知識も追いつかないですが、世の中でどういうことが行われていて、何が成功していて、どういう落とし穴があってという情報は知らないとまずいと思っています。