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利便性と意味性から考える顧客提供価値

ブルシットジョブや反労働から考える、大企業の生きる道──佐々木康裕氏と語る、世界観への共鳴と個の支援

ゲスト:株式会社Takram ビジネスデザイナー 佐々木康裕氏

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反労働の根幹にある“人生すごろく”への拒否感

佐々木:いや、エッセンシャルワーカーの人たちのことは実はあまり心配していないんですよね。自分がこのテーマに関して思うところは大きく2つあります。

 1つは、クリエイターの「バーンアウト問題」。ずっと何かを生み出し続けるというのは結構難しいことで、例えばどこかでメンタルを病んでしまって、「半年休みます」というようなことは誰にも起こり得るわけじゃないですか。けれどもそういう時に、YouTuberのような人は社会的なサポートをなかなか受けられない。仕組み的にも、世論としても受け入れられにくい現状にありますよね。

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鈴木 陸夫(スズキ アツオ)

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