反労働の根幹にある“人生すごろく”への拒否感
佐々木:いや、エッセンシャルワーカーの人たちのことは実はあまり心配していないんですよね。自分がこのテーマに関して思うところは大きく2つあります。
1つは、クリエイターの「バーンアウト問題」。ずっと何かを生み出し続けるというのは結構難しいことで、例えばどこかでメンタルを病んでしまって、「半年休みます」というようなことは誰にも起こり得るわけじゃないですか。けれどもそういう時に、YouTuberのような人は社会的なサポートをなかなか受けられない。仕組み的にも、世論としても受け入れられにくい現状にありますよね。