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デザイン・イネーブルメントによるDX推進

なぜ“デザイナー不在”であった地銀がデザインを活用できたのか──「デザインの具体化」という最初の一歩

第4回

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“デザイナー不在”であった池田泉州銀行がデザインを活用できた理由とは

 ここで弊社が支援した、池田泉州銀行の事例を紹介しながら実際の取り組み方の1つを紹介してみようと思います。

 地域経済の活性化に取り組み続けている池田泉州銀行は、今後顧客のサービス体験をより良くするためにデザインの活用を検討していました。しかし、銀行内にデザイナーが不在のため、何から着手すれば良いかわからないという状態でした。同時に、これまで組織の中でのデザイン活動の前例がないため、社内ステークホルダーの合意形成も考える必要があり、まさに前述したような「人材の不足」「特定領域のみでのデザイン活動」の両方の課題に直面している状態でした。

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この記事の著者

村上 雄太郎(ムラカミ ユウタロウ)

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