CtoCにおけるヒトのスコアリングにおいて考慮すべきこと
上田:新たなCtoCにおける「信用・安全」という課題に対して、大澤さんは金融機関としてどのように対応していきますか?
株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 執行役員 大澤 正和氏(以下、敬称略):相手が信用できるか、瞬時の判断が求められ、知りたいというニーズも出てきていると思います。これまで金融機関に届け出をしている情報や履歴からプレイヤーの信用を証明する材料として活用する可能性も今後十分に考えられます。能動的にそういった情報を第三者に提示することで信用性を担保したいというニーズもあることから、デジタル化時代のシェアリングエコノミーをサポートすることはできると考えています。