「インベント」と「インスパイア」でビジョンを理解してもらう
佐宗:私も企業の支援をしている中で、ビジョナリーな方々と話をしてみると「自分のビジョンをわかってもらえない」という、ビジョナリーの孤独を感じている方が圧倒的に多いと気づきます。社内で理解されない、あるいは世の中に理解されないと悩んでいる人は多いと思うのです。先生なら、こういった方々に対して何と言葉をかけてあげますか?
石井:1つ目は、きちんとインベント(創案、発明)すること。そして、それが本当に本質的でオリジナルのアイデアなのか考えてみてください。アイデアがゴミでは意味がないんです。価値があるなら、それを霧のような状態のままにせず、言語化してください。