オープンイノベーションの本質は、“外部の力”ではなく、“内側から殻を打ち破る”こと

Biz/Zine Day 2017 Spring 「オープンイノベーション」の現在と未来 レポートvol.6

 3月22日、オープンイノベーションをテーマに行われた「Biz/Zine Day 2017 Spring」。「世界のイントラプレナー達が見据えるオープンイノベーションの“その先”」というタイトルのもと、株式会社biotopeの小林泰紘氏が語った、企業のイノベーション創造に必要な3つの要素についてレポートする。

[公開日]

[講演者] 小林 泰紘(株式会社biotope) [取材・構成] 近藤 世菜 [写] 和久田 知博 [編] 栗原 茂(Biz/Zine編集部)

[タグ] 事業開発 企業戦略 オープンイノベーション

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社内起業家(イントラプレナー)に必要な個人の思いやビジョンを実現させるには

 閉塞した社会を打破するため、時代の要請として革新的なイノベーションが求められている昨今。なかでも、企業や組織の垣根を超えて新たな価値を創出するオープンイノベーションへの期待は高まっている。しかし、オープンイノベーションの成功に不可欠な「内部変革」と「外部協働」にはいまだ障壁も多い。

 「世界のイントラプレナー達が見据えるオープンイノベーションの“その先”」というタイトルで登壇した株式会社biotopeの小林泰紘氏は、世界の企業内イノベーターが集まる「イントラプレナーシップカンファレンス」で得られた知見を交えながら、企業がいかにオープンイノベーションを加速させていくべきか語った。

イノベーションというと、現状を打ち壊すことで変化をもたらす『破壊的イノベーション』の印象が強いかもしれませんが、企業や組織の内部から起こしていくイノベーションは、有機的な変化をじわじわと起こすことで、個人の思いやビジョンを実現させるかたちを取るべきでしょう。

 小林氏は、昨年11月にシリコンバレーで開催された「イントラプレナーシップカンファレンス」に参加している。その知見をもとに、組織のなかで変革を起こす個人がどのようにイノベーションを加速しているのか。3つの視点から紐解いていく。

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