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いま、あなたの会社で新規事業は生まれていますか? 本特集は、未来を創るために奮闘するすべてのビジネスパーソンに贈る、実践的な知見の集積です。アイデア創出のヒントから、組織を動かすマネジメント、AI・デザインといった手法、そして先駆者たちのリアルな挑戦の歴史まで、Biz/Zine編集部が多角的な視点で日本企業の新規事業開発の核心に迫ります。

ピックアップ記事

  • DeNAでの成功体験から大企業との共創まで。Relic北嶋氏が語る、新規事業キャリアと次の展開

     日本企業の新規事業創出が、大きな転換点を迎えている。コロナ禍を境に経営層の危機意識は高まり、新規事業やDXは経営アジェンダの中心に据えられるようになった。そんな変化の最前線で、大企業やスタートアップの事業創出を支援し続けてきたのがRelicグループだ。代表取締役CEO/Founderの北嶋貴朗氏は29歳で起業。「日本企業の強みとデジタルテクノロジーを掛け合わせれば、桁違いのインパクトを生み出せる」という信念のもと、単なる“支援”を超えた“事業共創”に取り組んできた。創業10周年を迎えた今、日本企業の新規事業環境の変化と次の10年への展望を聞いた。

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記事

  • 「つくる力」の民主化でデザイナーは不要になる? テクノロジー×デザインで切り拓く事業開発の新境地

     AIやロボティクスの進化は、モノづくりのプロセスを根本から変えつつあります。生成AIや3Dプリンターなどの普及により、かつて専門技能を要した工程が「誰でも扱えるもの」となり、事業開発における仮説検証のサイクルは劇的に高速化しました。こうした技術が「人間にしかできない」作業を代替していく中で、今改めて問い直されているのが「人間の役割とは何か」という根源的なテーマです。技術が高度化するほどに浮かび上がる、人間にしか担えない価値とは何なのか。連載最終回となる今回は、事業開発の現場視点からテクノロジーとデザインの関係性を掘り下げ、これからの時代における私たちの働き方と価値創造の行方を探ります。

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  • なぜ清水建設は社員の「独立・起業」を後押しするのか。CV制度運営者に聞く、挑戦支援の仕組みと狙い

     1804年創業の清水建設は「NOVARE(ノヴァーレ)」というイノベーション部門を核に、建設という枠を超えた新規事業創出と社会課題解決に取り組んでいる。その一環として運営されているのが、社員の起業を促進・支援する「コーポレートベンチャリング(CV)制度」だ。この制度の最大の特徴は、最終的に「独立・起業」を前提とし、外部のベンチャーキャピタルからの資金調達を必須条件に組み込んでいる点にある。なぜ伝統ある大企業が、あえて人材の「流出」とも見える独立を後押しするのか。本制度の運営事務局を担当する榊原勲三氏に、制度の変遷、ユニークな仕組み、そしてその背景にある戦略的な狙いについて、イノベーション鈴木氏が伺った。

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  • 客室乗務員から社内起業家へ。ANAホールディングス渡海氏が語る、“顧客の声”が導いた事業拡大の裏側

     2025年5月、大企業の社内起業家とその事業を表彰する「日本新規事業大賞」の第二回が開催された。今回は審査員特別賞を受賞した、ANAホールディングス株式会社発の新規事業「ANA Study Fly」責任者、渡海朝子氏にインタビュー。客室乗務員から新規事業へ挑戦することになった渡海氏は、「わからないことばかりで恥ずかしかった」と振り返る。その苦しみをどう乗り越えたのか。新規事業を軌道に乗せるためのポイントと今後の意気込みを聞いた。

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  • 「ビジョンプロトタイピング」で未来を共創する。新規事業の「対話のズレ」を埋めるデザインの力

     新規事業の現場では、エンジニア、営業、経営層など異なる専門家が集まります。ですが「言葉が通じない」せいで議論が空転しがちです。この「価値観のズレ」を埋めるのが、デザイナーの「翻訳者」としての役割です。彼らの仕事はプロダクトを美しく仕上げるだけではありません。曖昧なアイデアを「見える化」し、対話の場を設計。チームの「共感」を生み、創造的な「化学反応」を引き起こします。今回は、そのプロセスと方法論を紹介します。

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  • 顧客に向き合い続け「売れない」から前年比2倍成長へ。キリン発新規事業「premedi」の軌跡

     大企業の社内起業家たちにスポットを当て、その事業を表彰する「日本新規事業大賞」。2025年5月開催の第二回では、キリンホールディングス株式会社発の新規事業「premedi(プリメディ)」が大賞を受賞した。今回は同事業責任者の田中吉隆氏にインタビュー。「最初はほぼ売れなかった」という新規事業での苦労とその乗り越え方、今後の意気込みを聞いた。

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  • イノベーションの火を絶やさないために。疲れて止まった「自律自走人材」が再び走り出す方法

     本連載では第1回から第3回にかけて、大企業がオープンイノベーションに取り組む理由、新規事業プロジェクトの推進、そしてメンバー一人ひとりが組織を動かすために何ができるか、というテーマを扱ってきました。企業の持続的成長にイノベーションが不可欠であるという主張はもはや目新しいものではなく、実際に多くの企業がその重要性を提唱し、推進しようと試みています。しかし、現場で新しい仕組みや事業、あるいは組織風土の変革といった活動を実践するのは、決して容易ではありません。最終回となる今回は、そんな一筋縄ではいかない役割を担う「イノベーション人材」とはどのような存在なのか、そして彼ら・彼女らが目指す先には何があるのか、具体的な事例を交えて深掘りします。

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  • ダイソンの掃除機やクルマイス「Wheeliy」に学ぶ、プロトタイピング×新規事業開発の真価

     新規事業の現場に重くのしかかる「失敗できない」というプレッシャー。その完璧主義こそが、プロジェクトを停滞させる大きなリスクになりかねません。本稿では、そのリスクを回避し、アイデアを成功に導く「プロトタイピング」の本質に迫ります。「まず作ってみる」ことで、いかにして課題を早期に発見し、失敗を価値ある学びに変えられるのか。ダイソンやクルマイス「Wheeliy」の事例を交え、不確実性の高い事業開発の成功確率を高める思考法を、デザイナーが果たす役割と共に解説します。

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  • DeNAでの成功体験から大企業との共創まで。Relic北嶋氏が語る、新規事業キャリアと次の展開

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