SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

Biz/Zineニュース

沢井製薬、使用する樹脂量を軽減した医薬品包装用高防湿シートを採用へ 住友ベークライトと共同開発

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

 住友ベークライトは、沢井製薬と共同で開発した使用する樹脂量を軽減した医薬品包装用高防湿シートが、沢井製薬の一部製品に採用されることを発表した。

スミライトFCL-1145
スミライトFCL-1145

 同社は、医薬品包装(PTP包装)に用いるシートにおいて、製剤の物性や特性などに応じて要求される機能を保持しつつ、使用する樹脂量を軽減した「スミライトFCL-1145」を開発。スミライトFCLは、基材となるPVC(ポリ塩化ビニル)に、フッ素樹脂フィルムを複合した高防湿性を特徴とする製品だという。

 スミライトFCL-1145では、高防湿性に加え、透明性、成形加工性などの諸機能を維持しつつ、使用する樹脂量を約22%軽減。これにともなうCO2排出量の削減は約24%となるという。また薄肉化することにより、PTP包装における錠剤の取出し性改善も期待できるとしている。

 沢井製薬は、同製品を6月以降に使用する一部製品で採用。住友ベークライトは今後も、医薬品包装において環境負荷低減に貢献する製品の製造・開発を目指していくという。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
関連リンク
この記事の著者

BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング