リンクアンドモチベーション、慶應大と「データを活用した組織マネジメント」の共同研究

モチベーションクラウドの約2,350社53万人分のデータベースを活用

 リンクアンドモチベーションの研究機関「モチベーションエンジニアリング研究所」は、 慶應義塾大学大学院経営管理研究科(慶應義塾大学ビジネス・スクール:KBS)と、「データを活用した組織マネジメント」に関する共同研究契約を締結したと発表した。

[公開日]

[著] BizZine編集部

[タグ] データテクノロジー

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 この研究は、リンクアンドモチベーションが独自開発した、国内初の組織改善クラウドサービス「モチベーションクラウド」に蓄積された、約2,350社53万人分の組織データを活用して行い、データ分析、レポート作成によって、組織マネジメントに関する新たな情報を発信するという。将来的には、クライアント企業の個社データの分析も行う予定だ。

 この研究の目的は、「モチベーションクラウド」内に蓄積された組織データや、企業が持つ各種データの分析とレポーティングによって、企業におけるデータを活用した戦略的組織マネジメントを促進させることにあるという。

 従来人事の領域は、「勘と経験」に依存しており、データ活用があまり進んでこなかった。しかし、人材の流動性が高まる中で、企業の人事は、ますますリクルーティング(採用)・リテンション(維持・確保)の双方に力を注がなければならず、それらの精度を高めていく必要があるという。これまでの勘と経験頼みの「オペレーション人事」から、データに基づき自社に合った人事を戦略的に選択する「戦略人事」へのステップアップが求められているとしている。

 同社では、 過去約2,350社53万人に対して従業員のモチベーション調査を行ってきた。その調査の「モチベーション」とは、単に個人のモチベーションの高低ではなく、「企業と個人の相思相愛度合い」を意味しているという。今年7月にリリースした「モチベーションクラウド」には、そのモチベーション調査のデータがすべて蓄積されており、それを活用することによって多くの企業に対する戦略的人事施策を提言できるとの考えから共同研究にいたったという。

 

■研究概要

  1. 研究課題:「モチベーションクラウド」のデータベースを活用した組織マネジメント
  2. 研究内容:「データを活用した組織マネジメント」の促進を目的として、「モチベーションクラウド」内に蓄積された組織データの分析(組織力強化に繋がる項目の分析、業績と相関性のある項目の分析など)や企業が持つ各種データの分析・レポーティングに取り組む。
  3. 研究期間:平成29年4月3日から平成30年3月30日まで
  4. 実施場所:リンクアンドモチベーション(東京都中央区)/慶應義塾大学大学院経営管理研究科(横浜市港北区)
  5. 研究計画責任者:慶應義塾大学大学院経営管理研究科 特任教授・岩本隆