オンラインカスタムシャツブランド「Original Stitch」が3Dデザインで世界初の特許

選んだデザインを画面上で即時に反映、“リアルよりリアル”なオンラインカスタム体験

 オリジナル社は、同社が展開する10億通りのデザインを可能にするシリコンバレー発オンラインカスタムシャツブランド「Original Stitch」で、シャツをカスタムしていくごとに現状のデザインが3Dシャツに即時反映されていく“3Dデザインシステム”で、世界初となる特許を取得したと発表した。

[公開日]

[著] BizZine編集部

[タグ] 事業開発

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 “3Dデザインシステム”は、先進の写真技術を駆使し、実物に極めて近い生地の色彩や質感を画面上で再現することによって、オンラインでのリアルなオーダーシャツ体験を可能にした。3Dグラフィック技術によって生成されたバーチャル画像は、現状のデザインのリアルなプレビューとして表示され、ユーザーは決済前にシャツの完成形をイメージできるという。

 また1枚のシャツを構成するパーツを、襟の表地、袖の裏地、プリーツやボタンに至るまで細分化し、それぞれのパーツが持つ独自のグラフィックレイヤーを450種類の生地データと連動させることが可能なシステムとなっている。さらには、そのようなデータファイルをカスタムプレビューに反映させるために、デバイスの垣根を超えて機能する先進のJavaScript技術を駆使した、特殊なウェブシステムを構築した。

 この独自ユーザーインターフェイスは、デスクトップ・モバイルともに実装されており、「グラフィカルなユーザーインターフェースを搭載したディスプレイスクリーン(DISPLAY SCREEN WITH GRAPHICAL USER INTERFACE)」として、アメリカの情報通信機器分野における意匠特許を取得している。将来的にはドレスや靴などのアパレル製品から車を含む大型製品など、他商材のカスタムサービスの発展を後押しするため、取得した特許の拡大先願も視野に入れているという。

 これまでの実店舗におけるオーダーメイドでのシャツ注文では、生地やボタンを手に取りながらカスタマイズが出来るというメリットがある一方、完成品が手元に届くまで最終的なデザインが目に見えにくいという難点があった。「Original Stitch」の“3Dデザインシステム”は、その弱点をテクノロジーの力で克服し、実店舗でのシャツのオーダー体験に比べ、完成イメージをより明確にした上で実際に注文を可能にしている。