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ICO支援事業「COMSA」のテックビューロ、ジャフコとインフォテリアから16億円の資金調達

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仮想通貨取引所「Zaif」を運営し、先ごろICO(新規仮想通貨公開)ソリューション「COMSA」を発表したテックビューロが、ジャフコとインフォテリアから総額約16億円の資金調達を実施した。(写真:テックビューロ朝山社長/インフォテリア平野社長、2016年1月提携時撮影の写真)

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ICOソリューション「COMSA」、 仮想通貨取引所「Zaif」、 及びブロックチェーン製品「mijin」を提供するテックビューロ株式会社は、 この度株式会社ジャフコ及びインフォテリア株式会社を引受先とする、 総額約16億円の資金調達を実施した。

テックビューロでは、 仮想通貨取引所「Zaif」、 同年秋からはプライベート・ブロックチェーン製品「mijin」と、 業界内でも先駆けて最先端のブロックチェーン関連サービスを提供してきた。

そして2017年8月3日、 本格的な総合ブロックチェーンソリューションとして、 企業がブロックチェーン技術の導入とICOとを同時に実施できる「COMSA」を自社ICOの実施予定と共に発表し、現在の事前登録者は世界中から合計12万人を獲得しているという。

今回テックビューロは、シリーズBラウンドの一環として、 第三者割当により以下の2社を引受先とする総額約16億円を調達する。

・ジャフコの運用する投資事業組合:約15億円
・インフォテリア:約1億円

今回の増資については、「COMSA」構想を進展する中、企業としての体制拡大及び既存製品の開発販売の加速を目的としており、以下の項目に用いるという。

・経営基盤の拡充と人員の増強
・「Zaif」取引所のインフラとサービスの拡充
・「mijin」クラウド型BaaSサービス「CloudChain(クラウドチェーン)」の整備
・世界における「mijin」ライセンスとクラウドチェーンの販売体制の拡充
・米国拠点の拡大と、 欧州、 アジア拠点の設置

今回の出資に際して、ジャフコ取締役社長の豊貴伸一氏は、「テックビューロは、 驚くほど多くの風評被害を受けていたがJAFCOはあらゆる検証を行った結果、 それらの風評が事実無根であることを確認した」とし、「同社が保有するICOソリューション、 ビットコイン取引所、 ブロックチェーン製品は卓越したテクノロジー 」とコメントを発表している。

またインフォテリア代表取締役社長の平野洋一郎氏は、「テックビューロは日本で有数の国際的競争力を持つブロックチェーンの技術開発会社、 COMSAなどの未踏領域へのチャレンジに期待して追加出資を実施した」と述べている。

テックビューロ代表取締役の朝山貴生氏は、 「ICOやブロックチェーンは既存の金融インフラと相反するものではなく、 先行利益が甚大である『他を凌駕するためのツール』。 国内最大手のベンチャーキャピタルであるジャフコ社に評価して頂いた事実こそが、 テックビューロのソリューションが『排除すべき競合』ではなく、 『併用して活用すべき武器』であることの何よりの証明 」とコメントを発表した。

またテックビューロの「COMSA」自体のICOも10月2日から実施される。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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