人生100年時代のリスクヘッジは「働き続けること」──そのロールモデルがトラリーマン?
藤野:あ、会場からこんな質問もありますね。「トラリーマンが増え過ぎると、会社の存続が危うくなるのでは?」と。これは大きな誤解で、トラリーマンはどこかでめちゃくちゃ成果を出していているというのも共通点。
仲山さんがそうであるように徹底した顧客志向である人が多くて、お客さんにファンが多いから、「あいつをクビにすると大変なことが起きる」と会社も認識するような存在になる。会社に迷惑をかけるぶら下がりではなくて、むしろ会社に売り上げをもたらす存在なんですよ。ただし、「会社に言われた通りにやるとは限らないよ」というのが、普通の優秀社員との違い。