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スマートファクトリーをワンストップで提供する企業コンソーシアム「Team Cross FA」設立

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 FAプロダクツとオフィス エフエイ・コムらは共同で、最新技術を駆使し全体最適化された革新的な工場(スマートファクトリー)の提供を通じて製造業の新しい価値創出を目指すコンソーシアム「Team Cross FA(チームクロスエフエー)」を設立した。

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 Team Cross FAは、全体最適化された革新的な工場(スマートファクトリー)をワンストップで提供するコンソーシアムで、製造・物流のスマート化のサポートを目指す。幹事会社は、FAプロダクツとオフィス エフエイ・コムに加え、ロボコム、日本サポートシステム、ロボコム・アンド・エフエイコムの合計5社が務める。工場設立・運営に欠かせない各ソリューションを提供する公式パートナーとして、鹿島建設、電通国際情報サービス、日研トータルソーシング、日立システムズ、ミツイワが参画する。

 このコンソーシアムは「グランドデザイン(全体設計、工程設計、物流設計、構想設計)」「人と設備の最適化」「エネルギー最適化(省エネ、再生可能エネルギー活用、デマンド管理)」「自律コントロール(シミュレーション、AI活用)」など、スマートファクトリー構築に必要な複数の分野において、横串を通したソリューションを提供する「ファクトリービルダー」の側面も持ち合わせている。

 シミュレーション技術を核とする「デジタル生産技術」と、それを具現化する「リアル生産技術」の両面を活かした「デジタルツイン」の技術力を保持する。スマートファクトリー化プロジェクト実行時は、リアルファクトリー(実際の工場)を作る前段階においてデジタルファクトリー(デジタルデータ上の仮想工場)を構築。シミュレーションによって計画の確実性を裏付け、費用対効果を検証しながら推進するという。

 また、生産設備の詳細設計・製作・組立を行う前に、デジタルファクトリー上でシミュレーションを実行、修正ポイントを事前に洗い出し、プロジェクトの負荷を前工程に分散させることにより、手戻りが少ない確実なプロジェクト推進を目指す。プロジェクト完了後も、シミュレーションによる未来予測ができる自律制御され最適化された工場として運用、将来の計画変更もデジタルファクトリー上で検討した後に実行できるため、市場環境にあわせた柔軟な経営・生産にも寄与するとしている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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