SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

Biz/Zineニュース

横浜銀行とFRONTEOら3社、CRMシステム上にAIを活用した営業応接記録チェック機能を共同開発

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

 横浜銀行とFRONTEO、NTTデータフォース、インテックは、4社共同で、金融商品販売時などの営業応接記録をAIによって一次チェックする機能を、CRM(顧客管理)システム上に開発した。

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

 今回開発した機能は、横浜銀行が導入しているインテックのCRMシステム「F3(エフキューブ)」に、FRONTEOの自然言語処理AIエンジン「KIBIT(キビット)」をAPIで連携し、AIによる記録内容の一次チェックを可能にするもの。「KIBIT」は日本マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」上に構築されており、NTTデータフォースがAI分析サーバの管理を行っている。

 なお、この機能は、2018年5月に実施した金融庁の「FinTech 実証実験ハブ」の結果を受けて開発したもの。この実証実験において、横浜銀行は「注意するべき営業応接記録の発見」について、人間による従来型のチェック・KIBITを併用したチェックの比較実験を実施。比較実験の結果、KIBITを併用したチェックは、作業時間の大幅な短縮をしながら、同一時間内でより多くの発見が可能となることが証明されたという。今回の営業応接記録チェック機能は、本実証実験の結果を受けて、実験成果を実際の業務に応用することを目的としている。

 横浜銀行は2020年度上期中に本機能の運用を開始し、営業担当者が営業応接記録を作成する時間や、その記録を役職者がチェックする時間を5割削減して業務を効率化するとともに、業務の高度化(特定記録の検知率向上)と標準化(一定の品質確保)を目指すとしている。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
関連リンク
この記事の著者

BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング