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伊藤忠商事、国内企業のDX化を見据えた文書データ流通サービスの本格展開を開始

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 伊藤忠商事は、ウイングアーク1st(以下、ウイングアーク)が開発したペーパレス化を促進する文書データ流通サービス「SVF TransPrint(以下「STP」)」の本格展開を開始した。

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 STPは、ウイングアークが提供する帳票作成・運用ツール「SVF」を基に、企業間の紙の帳票のやり取りをオンラインで完結することができる文書データ流通のクラウドサービス。帳票発送等による現場作業を減らすだけでなく、STPを利用していない取引先もファイルをアップロードすることが可能で、導入企業・取引先の双方で帳票配送のデジタル化を実現するという。

 伊藤忠商事は、2019年にウイングアークを持分法適用会社化して新規サービス開発に共同で着手したことから、今回STPの本格展開を開始した。伊藤忠商事のグループ内外のネットワークを活かし、同サービスの国内普及を支援するとしている。

 また、伊藤忠商事自社の社内システムにおいてSTPを導入したことに加え、グループ会社である日本アクセスもSTPを導入し、請求書等の配送業務のデジタル化を行う。さらに、STPを利用していない日本アクセスの取引先から受領する帳票等についてもデジタル化を支援し、食品卸業界全体の業務改善とデータ流通を促進する取組みを進めていくという。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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