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シャープ、「フロー型亜鉛空気電池」を用いた蓄エネルギー技術の開発を開始 低コストで大容量が実現可能に

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 シャープは、カーボンニュートラルの実現に向けて、大規模な電力貯蔵に好適な「フロー型亜鉛空気電池」を用いた、蓄エネルギー技術の開発を開始した。

 同開発は、環境省「令和4年度地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業」の「ボトムアップ型分野別技術開発・実証」枠での採択を受けたもの。同社が培ってきた亜鉛空気二次電池技術をベースに、新たにフロー型方式を採用することで、低コストかつ大容量の蓄エネルギー技術の確立を目指すという。

 「フロー型亜鉛空気電池」の技術は、蓄エネルギー物質に亜鉛を用いており、かつ蓄電池の充放電を担うセルと蓄エネルギー物質の貯蔵部が各々独立した構成になっているのが特長。豊富で安価な資源である亜鉛を利用し、貯蔵部の大型化による大容量化が容易なことから、低コストで大容量の蓄電池が実現可能だとしている。また、電解液には水系の液体を使用しているため、高い安全性も確保されていると述べている。

 シャープは同技術を、オフィス・工場での自家消費用途や、発電所・マイクログリッドでの分散型電力貯蓄用途などへ展開し、再生可能エネルギーの普及促進とともにカーボンニュートラルの実現に向けて貢献していくという。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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