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NECら3社、タクシーの運行管理の高度化に向けデジタル技術活用の実証を実施

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 大和自動車交通、日本交通、日本電気(NEC)は、運行管理の高度化に向けて、デジタル技術を活用しタクシー乗務員の健康状態や日々の運転状況を可視化する実証を本年1月から4月に実施した。

 3社は、乗務員が身に着けたウェアラブルデバイスで取得した心拍変動データなどから快不快度や覚醒度などを分析するサービスと、顔認証により運転者を特定するとともに、ドライブレコーダーの各種データを収集・分析する「くるみえ」を組み合わせて、健康状態やヒヤリハットを含む日々の運転状況のデータを可視化し乗務員と運行管理者に通知する実証を実施。また、これらの乗務員データについては、モバイル運転免許証の国際規格であるISO/IEC 18013-5 Mobile driving licence (mDL) applicationに基づき実装したスマートフォンアプリにデータを集約した。

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 今回の実証では、乗務員により業務中の感情のあらわれ方や、ヒヤリハットの頻度には差が生じており、感情の起伏が少ない乗務員は、ヒヤリハットが小さいことを確認。さらに、長時間の運転の状況の中で、周期をもって現れる眠気の強弱の発生が確認できたという。

 3社は、今回の実証の結果を踏まえて、疲労の見える化による効率的な勤務管理、効果的な運転指導、安全運転サポート機能など運行管理の高度化に取り組むことで、乗客の命をあずかる乗務員の安全運転のさらなる向上、交通事故削減、働き方改革の実現を目指すとしている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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