パーソルワークスデザインとエス・アンド・アイは、コンタクトセンターのデジタル化推進に関する包括的業務提携契約を締結した。

　両社は、2018年よりコンタクトセンターのオペレータと顧客の対話における暗黙知データを収集・蓄積し、ナレッジデータとしての利活用について共同研究を開始。2019年より、パーソルワークスデザインが運営するコンタクトセンターにて、エス・アンド・アイが提供するAIを活用した応対支援サービス「AI Dig」を採用し、応対業務にまつわるデータを蓄積する仕組みを構築してきたという。

　今回、パーソルワークスデザインが蓄積したデータをカテゴライズ・タギングし、データカタログ化。類似性のある業務での再利用を可能にする顧客体験データプラットフォームを開発し、提供できる準備が整ったことから、より多くのコンタクトセンターでのDX推進を支援することを目的に、同契約を締結したとしている。

　締結する契約内容は以下のとおり。

• コールセンター／ヘルプデスクサービスにおける提案活動に関する協業
• ナレッジデータ活用および新サービス開発に関する協業
• マーケティング分野での協業
• その他上記記載事項に付帯関連する協業