SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

Biz/Zineニュース

NTT Comと安藤ハザマ、AI・ICT活用による車両管理と運転指導の高度化に向け取り組みを開始へ

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

 安藤ハザマは、全国約230拠点に、NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)の車両管理サービス「LINKEETH(リンキース)」を導入し、AIとICTの活用による車両管理DX推進と安全運転指導の高度化の取り組みを、7月より開始する。

 同取り組みでは、AI搭載通信型ドライブレコーダーとアルコールチェックのデータをクラウドで一元管理し共有することで、これまで紙で行われていた運転日報の作成を自動で行うなど、ドライバーと安全運転管理者(以下、管理者)の業務負荷を削減するとのこと。また、ドライブレコーダーの情報をもとに、ドライバーの安全運転レベルを点数化・可視化することで、安全運転指導の高度化を図るという。

LINKEETH全体概要
LINKEETH全体概要

 取り組みの概要と期待される効果は、以下のとおり。

全社の車両管理データの一元管理と、運転日報の自動作成による業務負荷削減

 ドライブレコーダーの走行データとアルコールチェックのデータをLINKEETH上で一元管理することにより、全社用車の運行・利用情報を管理画面上で確認可能。日報の自動作成機能により、ドライバーが個々に手書きで作成していた「運転記録簿」や「アルコールチェック記録簿」の記載業務をなくすことができるため、業務終了後、記載業務のための帰社が不要になるとしている。

交通事故ゼロに向けた安全運転指導の高度化

 AI搭載通信型ドライブレコーダーの活用により、危険予測だけではなくドライバーごとの安全運転レベルを点数化できる。また、急ブレーキ・急ハンドルを行った場所・時間・映像をドライバーと管理者が相互に確認、共有することで、ドライバーの運転状況や技量に応じた効果的な交通安全教育を行えるという。

アルコールチェックのクラウド化による点呼業務の効率化

 アルコール検知器による測定データや測定時のドライバーの顔写真はLINKEETHに送信され、リアルタイムに管理画面へ反映。異常を検知した場合は管理者へメールで通知されるため、迅速かつ効率的にアルコールチェックが行えるようになるとしている。

 NTT Comは今後も、管理者向けの車両管理業務の効率化・安全運転支援サービスに加え、ドライバーの働き方改革に重点を置いたサービス開発を進めていくとともに、顧客の業務車両活用におけるDXを推進していくという。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
関連リンク
この記事の著者

BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング