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シャープら、沖縄の実験施設においてロボットによる接客の実証を開始 ホテル業務基幹システムと連携

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 シャープは、タップと連携し、「タップホスピタリティラボ沖縄」(以下、THL)において実施される実証実験に参画。シャープのコミュニケーションロボット「ロボホン」とタップのホテル業務基幹システムPMS(Property Management System)を連携させた接客による、業務効率化やゲスト満足度向上への有効性を検証する。

 THLは、様々な先端テクノロジーの検証を行う総合実証実験施設で、実際に宿泊できる38の客室に、コワーキングシステムやセミナールーム、レストランなどが併設されている。シャープを含む複数の企業が参画し、宿泊施設のDXや生産性の向上を目的に、ロボットやIT技術を活用したソリューションの実証実験が行われるという。

 同実証実験では、タップが開発したPMSと、フロントおよび客室に設置したロボホンが連携。スマートフォンの予約画面から発行されるQRコードを、ゲストがフロントのカードキー発行機にかざしてチェックインすると、ロボホンがPMSからゲストの予約情報を取得し、部屋番号や施設の利用方法などを音声で案内するとしている。

 ゲストが客室に入ると、ウェルカムメッセージや部屋の設備の説明などを発話するほか、滞在中もゲストの予約情報に基づき、食事の予約がされていない場合には翌日の朝食プランを勧めたり、チェックアウト時間が近づくと声をかけたりするという。

左:フロントに設置されたロボホン、右:同客室内のデスクに設置されたロボホン
左:フロントに設置されたロボホン、右:客室内のデスクに設置されたロボホン

 シャープは、同実証実験で得られる知見を活かし、宿泊施設の人手不足などの課題解決や、ゲストとのコミュニケーション強化に資するソリューションの提案を強化していくとしている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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